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らでぃっしゅぼーやの第三者機関の検査について

 

放射性物質検査の方法

 

各段階での検査方法

  • 出荷前
  • 入荷後
  • お届け

各段階に適切な放射性物質測定機器を使用

 
出荷前 ゲルマニウム半導体検出器での検査

国の厳格な公定法に則った分析手法を用い、17都県に該当する全産地・全品目について専門の第三者分析機関による分析を行います。「分析精度」は使用機器(ゲルマニウム半導体検出器)や分析技術、分析手法から「信頼性・公正さ」は第三者の分析によって担保します。全国の3機関と契約を結び、サンプル到着から通常3日以内での分析体制を完備しています。

ゲルマニウム半導体検出器は、
放射性物質を高精度で測定することができます。

ヨウ素131 セシウム134 セシウム137

ゲルマニウム半導体検出器検査の流れ

  1. 検体用の容器にビニールをかぶせます。

    検体用の容器にビニールをかぶせます。

  2. 検体は可食部で行います。

    検体は可食部で行います。

  3. 細かくした食品を容器に詰めます。

    細かくした食品を容器に詰めます。

  4.  
  5. さらにぎゅっと詰めます。

    さらにぎゅっと詰めます。

  6. 検査品は重量も記録します。

    検査品は重量も記録します。

  7. 検出器に入れ、数値を測定します。

    検出器に入れ、数値を測定します。

検査には技術と経験が欠かせません。 詳しく見る
第三者機関の専門スタッフが精度の高い機器で詳細に分析

第三者機関の専門スタッフが
精度の高い機器で詳細に分析

らでぃっしゅぼーやは、放射性セシウムの自主規制値を設定し、第三者機関へ検査を依頼、その分析結果を公開しています。
25年前から食品の放射性物質検査に取り組み、現在は厚生労働省が規定する「食品中の放射性セシウム検査法」に基づいた検査を行なっている「無添加食品販売協同組合 検査センター」の仙石清喜さんに気になる放射性物質の検査について、お話を伺いました。

仙石 清喜 (せんごく  きよき) さん

仙石 清喜 (せんごく きよき) さん

無添加食品販売協同組合
常務理事・検査センター長

無添加食品販売協同組合食品の分析に携わって28年。自ら検査を行なう傍ら、後進の検査員の指導にもあたっています。

無添加食品販売協同組合

チェルノブイリ原子力発電所の事故対応として、25年前より食品放射性物質検査を実施。東日本大震災後はいち早くヨウ素131、セシウム134および137の検査を受託。らでぃっしゅぼーやでは、これまで約480品の検査を依頼しています(2012年9月19日現在)。

総重量1200kgの検出器

Q1 どんな機器を使って検査していますか?

A ゲルマニウム半導体検出器を使用しています。これは、電流を流れにくくした半導体に放射線が当たると、電離により電流が流れることを利用した検出器です。高精度で、微量の測定を行なうことができます。

Q2 検査から結果報告までどれくらいかかるのですか?

A 検査品が到着後、3営業日以内に依頼元に結果を報告します。ヨウ素131の半減期は8日間のため、東日本大震災発生直後は特に迅速な検査が求められました。

Q3 1日に検査する品目数はどのくらいですか?

A 現在は10~20品検査しています。最も多い時(2011年7月)は1日に40品ほど検査しましたが、行政での検査が整備されてきているため、依頼件数は減っています。

Q4 どのようなものを、どのように検査していますか?

A 農畜水産物や加工食品の検査を行なっています。検査品は包丁やはさみで細かく刻み、1または2リットルの容器に詰めて検査します。容器の中に隙間があると正確な測定ができないため、均一にきっちりと詰めます。厚生労働省のマニュアルに従い、可食部を検査するので、食べられない部分は基本的に取り除きます。例えば、魚は骨や内臓を取り除き、貝類は剥き身にします。この作業は大変ですが、正しく測定するためには非常に重要です。

Q5 検査の際、特に気をつけていることはなんですか?

A ほかの検査品などと混雑・汚染がないように細心の注意を払っています。細かく刻むにはミキサーが便利ですが、部品の隙間に検査品が入り込みやすく、洗浄しても残りやすいので、包丁を使うことがほとんどです。また、常に正しい測定ができるように、毎日行なう検査機器のメンテナンスと調整も欠かせません

Q6 どんな品目の検査が難しいですか?

A かたくて、刻んだり、砕いたりするのが大変なものは、検査が難しいです。漢方薬の原料などは苦労します。また、天然の放射性物質の影響を受けやすいものは、時間をかけて検査する必要があります。

Q7 震災後、いろいろな機関で放射性物質の検査を行なうようになりましたが、長年、検査・分析を行なってきた無添加食品販売協同組合さんが考える
「きちんとした検査・分析」とはどんなものですか?

A 放射性物質の測定は、統計的な誤差を避けて通ることができません。誤差が大きいと判断される場合は、再検査を実施したり、検査時間を延長したりして、結果の評価を行ないます。そして総合的に適切であると判断された場合のみ「検査結果」として確定しています。分析には技術と経験が要求されます。デジタル体重計のように数値がパッと出て、それを単純に「分析結果」として報告しているのではありません。

  入荷後 ベクレルモニターでの検査

自社チェックの一環として以下の検査目的で使用します。

  • 新商品の事前確認(17都県の原料を使用している商品)
  • 一般的に検出報告が多い品目の継続検査
  • 迅速な結果の取得が必要な場合

ベクレルモニターでの測定の工程

  1. ベクレルモニター

    ▲ベクレルモニター

  2. 検体を用意します。実際に会員様にお届けする商品から、抜き取ります。

    検体を用意します。
    実際に会員様にお届けする商品から、抜き取ります。

  3. よく洗います。検体に泥がついていると正しく測定できないので、ご家庭で野菜を洗うよりも入念に洗います。

    よく洗います。
    検体に泥がついていると正しく測定できないので、ご家庭で野菜を洗うよりも入念に洗います。

  4. 芯などを取り除き、可食部のみにします。ペースト状にするために細かく刻みます。

    芯などを取り除き、可食部のみにします。ペースト状にするために細かく刻みます。

  5.  
  6. ミキサーにかけ、ペースト状にします。

    ミキサーにかけ、
    ペースト状にします。

  7. ペースト状にした検体を、空気を含まないように注意しながら専用容器に移します。

    ペースト状にした検体を、空気を含まないように注意しながら専用容器に移します。

  8. 検体をいれた専用容器を鉛容器にセットします。

    検体をいれた専用容器を鉛容器にセットします。

  9. 鉛容器にふたをし、計測を開始します。

    鉛容器にふたをし、
    計測を開始します。

  お届け

コンタミネーションモニター検査の終了について

現在の検査は植物体内に取り込まれたごく微量な放射性物質の精密分析・モニタリングが検出の目的となっています。原発事故後、緊急的に開始しましたコンタミネーションモニターを用いた検査は、主に植物体表面に付着した放射性物質の検出を目的としてきました。原発事故後3ヵ年が経過し、大気中から降下し植物に付着する放射性物質への対応は不要となったため、2014年5月をもちまして各物流センターでのコンタミネーションモニター検査を終了いたしました。

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これまでの検査結果

過去5年間の検査結果において、検出されるエリア、品目の傾向が明確になってきております。

下記のとおり、地域別データでは、青果全品目で5年連続「不検出」の地域が現れてくるなど、放射性物質を取り巻く状況は年々変わってきています。地域と品目別データでは、品目ベースであれば、「不検出」が続いて出ているケースもあるため、明らかに検出され続けている品目は、より重点的に回数を増やし、不検出が出ている品目については、回数を減らすことで、効果的な検査体制を目指したいと考えています。

地域別データ 野菜、果樹、きのこの放射性物質検査結果(県別)

  • 不検出県1

野菜、果樹、きのこの放射性物質検査結果(県別)

実際のデータ 野菜、果樹、きのこの放射性物質検査結果(品目別)

野菜、果樹、きのこの放射性物質検査結果(品目別)

放射性物質の「検出」「不検出」は、地域や年度による差よりも、品目による差のほうが大きいと推測されます。野菜・果物・米については、安定してきていますが検査を継続します。山菜・菌茸類については、重点的に検査を実施します。

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